コラム

|

副業・兼業

会社を辞めずにできる挑戦とは。社内副業と社外副業の始め方

記事のまとめ

  • 会社を辞めなくてもできる挑戦には、社内副業や社外副業、外部リソースの活用がある

  • 社内副業は会社主導の兼務と異なり、自分が手を挙げて始められる

  • 社外副業は社内で積めない経験が積める

はたらき方の多様化が進み、従来の「定年まで1社で勤め上げる」というキャリア観にとらわれずに新たな挑戦をする人々が増えています。特に会社を辞めずに新たなキャリアを獲得しようとする動きが注目を集めています。

本記事では、注目されている社内副業や社外副業、外部リソースを活用した挑戦について解説します。

「社内副業」と「社外副業」の違いとは

これまで副業といえば社外でするものとして捉えられてきましたが、「近年は会社の中でする副業」も注目されています。まずは副業を「社内副業」と「社外副業」にわけることで、「自分にとって会社を辞めずにできるキャリアの選択肢はどれか」が見えてきます。

「社内副業」とは何か

副業の中でも、今注目されているのが「社内副業」です。

社内副業とは、本業に加えて会社内の異なるプロジェクトや任務を担うことです。本業の業務時間の10〜20%程度を他部署の業務に割り当てて、複数の業務に取り組むケースが多く見られます。

「社内副業」と「兼務」の違い

社内副業がこれまでの「兼務」と違う点は、社員が自らの希望で募集業務に手を挙げ、新しい仕事に挑戦できる点です。「兼務」は、会社からの発令で2つ以上の職務・役割を担うケースが多いです。

個人主導が「社内副業」、会社主導が「兼務」と考えられることが多いです。

社外副業とは何か

会社の外でキャリアを構築する、社外副業についても考えてみましょう。

社外副業は、会社の仕事とは別に自分でビジネスを立ち上げたり、他社が推進しているプロジェクトに参加したりして自分の価値を発揮する副業です。

これまではブログやSNSで情報を発信する、アフィリエイトや株で報酬を得るなどの副業が主流でした。最近注目されているのは、プロジェクト参加型の社外副業です。企業がある課題を抱えている時に、「社外の専門性のある人材にプロジェクトに入ってもらおう」と募集し、一緒に課題解決にあたる副業です。

社内副業が推進される2つの社会的背景

はたらき方と人事制度の変化によって、社内副業は推進され始めています。社内副業を導入する企業が増えている社会的背景を、2つご紹介します。

情報断絶を解消する手段

一つ目の背景は、新型コロナウイルスによりリモートワークが普及したことです。在宅で仕事ができるようになり、柔軟なはたらき方ができるようになりました。

一方でテキストやビデオ会議中心のコミュニケーションになったことで、社内の情報断絶が進みました。特に、他部署との連携が必要な場合に問題となることが増えています。そのため、社内副業で他部署の仕事をすることで、情報断絶を解消しようという動きが出ています。

従業員の希望を叶える手段

二つ目の背景は、ジョブ型制度の導入や専門人材の雇用推進により、個人の業務が固定されるようになっていることです。

個人に専門知識やスキルが蓄積されるようになり、自身のキャリアを考える意識が高まりました。その一方で、「他の仕事もしてみたい」という従業員の希望が、転職や独立でしか叶えられないというケースが多くなる懸念があります。企業にとっては退職のリスクや従業員の成長が止まる要因が増えたとも捉えられます。

そのため、会社を辞めずに新しい仕事を始める選択肢として、社内副業を実現する流れが生まれました。

社内副業のメリット

個人主導で始められる社内副業には、大きく二つのメリットがあります。いずれも「今の環境を大きく変えるリスクをかけずに」得られるものです。実践者の声とともに解説します。

社内副業で個人が得られるメリットは「今の環境の活用」にある

企業ではたらく人にとって社内副業のメリットは、既存の職場環境を活かしながら、新たなスキルや知識を身につけることができる点です。

転職や独立ほど「大きな環境変化のリスク」を伴いません。今の仕事の環境や人間関係を活かしながら新しいスキルを身につけたり、経験を積んだりすることができます。

社内副業を通して得たスキルや知見を本業にも活かすことができれば、個人にも会社にとっても成長につながる可能性があります。

社内副業で企業が得られるメリットは「コミュニケーションの促進」にある

社内副業を通じて他部署や社内の交流が促進されることで、社員同士のコミュニケーションや情報共有の機会が増え、情報断絶を解消する効果が期待されています。

さらに、社内副業は専門分野以外の領域に参画する機会となり、多角的なスキルの獲得や新たな挑戦の場となることも期待されています。

社外副業のメリット

社内副業と比較して、社外副業は大きな環境の変化を伴います。変化が大きい分、メリットは社内副業と変わってきます。

社外副業の5つのメリット

ここでは、社外副業のメリットを5つに分解して解説します。

1.「本業では得られない経験ができる」

社外副業の魅力は複数あります。本業では立場上できない経験ができることもあります。

例えば、「今は管理職の立場だけれど、実はもっと現場経験を続けたかった」という人がいます。そんな時に副業サイトで現場経験者を募集しているプロジェクトを見つければ、再び現場経験を積むことができます。その中で自身の興味や才能を追求すれば、新たなスキルを磨くことにもつながります。

2.「本業の業務時間外でスケジュールを調整できる」

社外副業では、本業の業務時間外でスケジュールを調整できるメリットがあります。社内副業の場合、会社で決められた業務時間内で行う必要がありますが、社外副業は本業の勤務時間外であればいつでも業務を行えます。

例えば、本業の休日や本業の就業時間の前後を利用して、業務にあたるスケジュールを自身で自由に決められます。

3.「収入のリスク分散ができる」

本業以外の収入源を得られる副業があることで、収入のリスク分散を図ることができます。

昨今は「安定している」と思われていた大手企業の業績が芳しくなくなったり、黒字企業でも早期退職制度を実施したりと、働く環境は目まぐるしく変化しています。

その中で「本業の他にも収入の柱を持っていた方が安心できる」として、副業を始める人が増えています。

4.「本業のパフォーマンスが上がる」

「副業をすると本業に集中できなくなるのではないか」そんな懸念が聞こえてきます。実際はどうなのでしょうか?

2018年にパーソル総合研究所が発表した調査を見てみましょう。「副業実施による本業の会社へのロイヤリティや、本業の仕事に対するパフォーマンスは、低下している層よりも高まっている層の方が多い」とあります。副業をしている人は、本業にも良い影響がでていると感じているようです。

(画像引用元:株式会社パーソル総合研究所「副業の実態・意識調査 調査報告書」

具体的に感じている「副業による本業への影響」は、「既存のやり方にこだわらなくなった/改善できるところを探すようになった」「仕事のやり方を定期的に振り返るようになった」というものです。副業が、本業の業務改善や新しいアイディアを生み出すきっかけになっているようです。

(画像引用元:株式会社パーソル総合研究所「副業の実態・意識調査 調査報告書」

社外副業の具体例

ここでは、社外で行う副業の具体例をご紹介します。

例えば副業、フリーランスマッチングプラットフォームの「HiPro Direct(ハイプロダイレクト)」では次のような案件があります。(2023年9月現在)

プロジェクト型の副業の例

プロジェクト型の副業とは、週数時間からの中長期・継続的な実務活動を行い、依頼主をサポートする副業です。

1.アフィリエイト広告運用担当

【業務内容】
アドアフィリエイトの運用/提案・記事LPのディレクション・SNS系広告運用/提案
【報酬金額の目安(税抜)】
35万円/月
【活動時間の目安】
月100時間まで
【活動期間】
3〜6ヶ月
【活動場所】
リモートワーク中心

アフィリエイトの広告運用担当業務を行う副業です。週3日程度の活動が想定されており、以下のようなスキルや経験を持っている人材を募集しています。

  • アドアフィリエイトの運用 / 提案の経験
  • 記事LPの制作及びディレクションのご経験
  • SNS系の広告運用 / 提案(ディスプレイ広告 / Facebook / Instagram / YouTube /Tiktok等)の経験

2.SaaSプラン契約受注増加のための提案

【業務内容】
提案内容のドキュメント作成と、企画チームへ最終提案のプレゼン
【報酬金額の目安(税抜)】
10万円/月
【活動時間の目安】
月40時間程度
【活動期間】
3〜6ヶ月
【活動場所】
リモートワーク中心

SaaS型の契約プランの受注を増やすためのドキュメント作成・提案プレゼンを行う副業です。3ヶ月で120時間(月40時間)程度の活動が想定されており、以下のようなスキルや経験を持っている人材を募集しています。

  • 事業戦略策定やプロダクト施策策定の経験
  • BtoB事業、SaaS事業の経験・知見

3.間接材のコスト削減コンサルティングの顧客獲得支援

【業務内容】
大手企業のキーマン(代表者、役員クラスを希望)との面談設定や面談同席等の営業活動支援
【報酬金額の目安(税抜)】
応相談
【活動時間の目安】
応相談
【活動期間】
応相談
【活動場所】
リモートワーク中心

大手企業の経営層との面談の機会を設定し、営業活動支援を行う副業です。報酬や活動時間は相談の上設定されます。この募集では、以下のようなスキルや経験を持っている人材を募集しています。

  • 業種問わず、大手企業の経営層と繋がりがあり、主にコスト削減などの経営課題解決に向けて提案機会を設定できる
  • 小売・流通など多店舗展開する企業とのコネクション/管理部門(財務や経営企画)とのコネクション

スポットコンサル型の副業の例

スポットコンサル型の副業とは、「実績豊富なプロにアドバイスをもらいたい」「新規事業の壁打ちをしたい」といった依頼主のニーズに、約1時間のインタビューや悩み相談を通して課題を解決する副業です。

1.中途採用に関するインタビュー

人材要件
採用人事(中途採用)の経験がある/エンジニア系職種の要件をある程度理解ができる方/採用組織の立て直しをしたことのある方・改善に取り組んだことのある方

【ヒアリングしたいこと】
採用の運用・手法についてお聞かせください/取り組んだ方が良い採用方法についてお聞かせください
【背景】
ほしい人材を採用できない現状にあり、採用に関する手法・運用方法を見直すため

2.ベンチャー特化型採用代行サービスの事業企画立案についてお話いただける方募集

【人材要件】
HR領域×新規事業立案のご経験のある方/新規事業立案における課題発掘および解決の切り口をお持ちの方/ご自身のサービスとして親身に相談に乗っていただける方

【ヒアリングしたいこと】
<現状>
ベンチャー特化型で幅広くバックオフィスの代行サービスを実施してきたが、中でも採用のニーズが高いため、今後は採用領域に特化してサービス展開していきたい。
<お伺いしたい点>
・これまでのベンチャー企業様(1~100名規模)のお客様から、規模を200~500名規模のターゲットゾーンに移行していくためにサービスラインナップ、および価格をはじめとした、導入における決め手となる点(選ばれるサービスとなるためのプロダクトデザイン検討アドバイス)
・顧客ターゲットを変更するにあたり、どのようなアプローチ方法が有効か

3.飲食業界に関わる開業支援事業・飲食業界市場調査

【人材要件】
飲食業界に関わる開業支援ビジネスやマッチングプラットフォームの立ち上げ経験や運営、PLまで管理ができる方。特に、飲食店の開店前のサポートを行うようなプラットフォーム(物件紹介サイト等)のご経験がある方は歓迎。

【ヒアリングしたいこと】
・プラットフォーム、開業支援のビジネスモデル
・ターゲット顧客
・集客構造
・料金プラン
・売上、収益構造
・事業KPI

【応募時の設問】
・ご相談項目のうち、お話しいただける範囲/項目
・ご相談項目の知見を提供いただけるご経歴やご経験箇所

本業と副業を両立させるためのポイント

はたらき方の多様化に伴い、本業と副業を両立させる人々が増えています。新たなスキルの習得や収入の確保、自己実現の追求など、さまざまなメリットが得られる一方で、本業と副業の適切なバランスを取ることが求められています。

本業と副業を両立させる5つのコツ

ここでは、本業と副業を両立させるための5つのコツをご紹介します。

1.目的と目標の明確化

本業と副業の目的と目標を明確にしましょう。何のために副業を行うのか、どのようなスキルやどれくらい収入を得たいのかを明確にすることで、どの業務にどれだけの時間と労力を割くべきかがわかります。

2.スケジュールの有効活用

時間管理が成功の鍵です。本業での業務スケジュールを的確に把握し、副業に充てる時間を確保しましょう。効果的な時間管理を行うことで、業務間の切り替えがスムーズになります。副業が上手くいっている人は、休日の時間や業務開始前の朝の時間や、終業後の午後の時間を使っています。

3.優先順位の設定

本業と副業のタスクについて重要度や緊急度を考慮して、業務の優先順位を決めましょう。業務を進めるなかで無理なく取り組める業務量を見極め、過度なストレスを避けることが大切です。

4.コミュニケーションの円滑化

本業と副業の両方で関わる人々とのコミュニケーションを大切にしましょう。予定や進捗状況を共有することで、両業務のバランスを保ちながら信頼を築くことができます。

5.セルフケアの徹底

本業と副業の両立は時間的にも体力的にも負担がかかるため、セルフケアを怠らないように心がけましょう。十分な睡眠や運動、リラックスの時間を確保することで、体調やクリエイティブな思考力を保つことができます。

社外での活動を通して、新たなチャレンジに備える

本業と副業どちらにもポジティブな影響を与えるのが、新たなスキルの獲得や人脈の拡大です。その獲得方法の一つとして、オンライン学習サービスの利用やコミュニティへの参加など、社外での活動が挙げられます。

1. オンライン学習サービスやワークショップへの参加で、スキルを磨く

副業を始めるために必要なスキルや知識を習得するために、オンラインコースやワークショップへの参加が役立ちます。専門的なスキルやツールの使い方、ビジネスの基本知識など、自身の目標に合ったプログラムを選びましょう。

2.専門的なコミュニティやネットワークの活用による知識共有とアイディアの創出

専門的なコミュニティやネットワークに参加することで、同じ分野の専門家や志を持つ仲間と交流し、知識やアイディアを共有する機会を得られます。

3.人脈を広げるためのカンファレンスやイベントへの参加

人脈を広げるためには、業界関連のカンファレンスやイベントに参加することが有効です。その場に参加することで、他の専門家やその分野に興味を持つ人々と出会い、交流を深めることで新たなビジネスチャンスの可能性が広がります。

社外の人とのつながりを作ることは、自分自身の視野を広げ新たなビジネスチャンスの獲得や豊かなキャリアの構築にもつながる可能性があります。

<事例集>副業実践者の声

会社で働きながら副業に挑戦した3名の事例を通して、新たなキャリアを獲得するためのポイントを学びましょう。

1. 事業企画Aさんのライター副業の事例:社外副業

【本業】
事業企画
【副業
企画、取材、執筆
【チャレンジ動機
前々職まで文章を書くことを仕事にしていたので、再び挑戦したかった。現職内で該当するポジションがなかったため、副業という形で外部で挑戦することにした。
【副業経験で得たこと】
・本職で得た知識を、副業に活かすことができた。
・副業で知った細かなハック(例えばリアルタイムで文字起こしをしてくれるなどのツールを知ったのはライター業のおかげである。本職にも使用することができて、所属する部のメンバーの知識にもなった)。
・ビジネス文章のライティングスキルが磨かれた。
・人と調整するスキル、話をするスキルが研鑽されていった。
・後に副業経験を活かしてライター・編集者として独立した。

【大変なこと】
本職とのバランスは意識した。本職に差し障りのない範囲やボリュームで副業をすること。副業だからといって手を抜いてはいけない。副業であっても仕事には変わらない。
【副業の収入
本業とは別収入として副業収入有り。本業分と併せて確定申告を自ら実施した。

2. マーケティングマネージャー Bさんの中小企業向けコンサルティング副業の事例:社外副業

【本業】
大手メーカー・マーケティング領域のマネジメント
【副業
中小企業向けコンサルティング
【チャレンジ動機
将来的な独立を目指しており、組織で培ったスキルを社外で活かすことで個の力をつけていきたい。将来の顧客創出のためでもあった。ビジネススクールでの出会いから副業しないかと声をかけてもらった。
【副業経験で得たこと
副業収入。副業先からの顧客紹介により新たな副業先を開拓できた。
【大変なこと
副業の業務時間を創出すること。基本的には土日や平日の夜に実施した。
【副業の収入
副業収入として有り。本業と合わせて確定申告した。

3. 転職エージェントCさんの採用広報の副業事例:社内副業

【本業
転職エージェントの営業職
【副業
採用広報
【チャレンジ動機
「求人票を書くことが好き」だと社内でアピールしていたところ、新卒採用の求人ページ作成やパンフレット作成の依頼をいただくことができた。
【副業経験で得たこと
社内副業として文章を書くことで自分の強みを認識することができた。のちに新規事業担当者、Webメディアの編集長、独立後も文章を書くことが生業になった。今では著者として書籍の出版も行っているので、社内副業で「書くことを仕事として経験できたこと」は大きかった。
【大変なこと】
営業成績が低下すると副業が原因ではないかと疑念をもたれることがあった。
【副業の収入
勤務時間内の社内副業のため、本業の給与のみ

本業と副業を両立できた人の共通点

3名の副業事例からの学びを整理してみましょう。

1.副業がしやすい環境を活用

副業を始める場合、本業の状況や環境も考慮する必要があります。事業企画Aさんのように、本業がフルフレックス・フルリモートである場合、副業を調整しやすい環境を活かすことができるでしょう。

2.多様なスキルの活用

事業企画Aさんの事例では、副業で培ったライティングスキルやビジネス文章のスキルが本業に活かされ、新たなキャリアにつながりました。副業を通じて得た知識やハックは、本業の業務にもプラスとなりました。

3.柔軟な時間管理と調整能力

マーケティングマネージャーBさんや転職エージェントCさんの事例からは、副業を始める際に業務時間を創出するための柔軟な時間管理が重要であることが示されています。

4.本業とのバランスを保つ

副業を始める際に、本業とのバランスを保つことが求められます。事業企画Aさんの事例からは、どちらの仕事も疎かにせず、適切なボリュームで副業を行う重要性が示されています。

5.自己成長と未来への投資

副業を通じて自身の成長を追求し、将来への投資として位置づけることの重要性が浮き彫りになります。マーケティングマネージャーBさんのように、将来の独立やキャリアパスを見据えて副業を始めることは、長期的な目標に向かって努力する姿勢を示しています。

6.ネットワークの構築とビジネスチャンス

マーケティングマネージャーBさんの事例では、副業を通じて新しいビジネスネットワークを築くことができ、顧客紹介による新規ビジネスチャンスを得たことが強調されています。ネットワーキングは副業を通じても大いに活用されるポイントです。

7.独自の強みを見つける

転職エージェントCさんのように、社内副業を通じて自分の強みや得意分野を再認識することができる場合もあります。この経験は将来のキャリアパスを考える際に大きなアドバンテージとなるでしょう。

これらのポイントは、副業へのチャレンジを検討する際に役立つ指針となるでしょう。

まとめ

これまでは本業以外の仕事がしたいと思ったら、転職か独立しかありませんでした。転職や独立の場合、大きな環境の変化を体験することになります。

今では社内副業や社外副業といった、「今の環境を活かしながら新しい仕事に挑戦すること」ができるようになりました。会社を辞めずにできる挑戦である社内副業や社外副業を通して、将来の選択肢を広げていただければ幸いです。

(書き手:さおりす/編集:佐野 創太/監修:HiPro Direct編集部)

あなたにおすすめの記事

Recommended

新着記事

New Articles

ランキング

Ranking

Follow Us

SNSをフォローして、お役立ち情報や最新のイベント情報を受け取りましょう

HiPro Direct

業界最大規模の転職サービス「doda」を運営するパーソルキャリア株式会社の
副業・フリーランス向けマッチングプラットフォーム「HiPro Direct(ハイプロダイレクト)」では、 様々なお悩みを解決し、あなたらしい働き方の実現を応援します。

  • 累計10,000人以上の
    副業者・フリーランスが登録

  • 日本を代表する大企業の
    副業案件も多数掲載

  • 地域副業に特化した
    コンテンツページも充実

  • 土日、週1、フルタイムなど
    さまざまな働き方が選べる

  • 掲載案件のうち90%が
    リモートワーク可能なお仕事

  • 短期1時間/回のスポットコンサル案件から
    副業可能(報酬1万円~/H)

HiPro Direct

HiPro Direct(ハイプロダイレクト)は、
dodaを提供する人材サービス大手
パーソルキャリアが運営しています。
私達は「はたらいて、笑おう。」を理念に持ち、
みなさまのキャリアに対する不安やお困りごとを
解決すべく、
また、その先にあるご自身のキャリアを
自ら描けるよう
「はたらく」を自分のものにすることを
応援いたします。